今年こそ2重サッシにして冬に備える

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夫と私は大学時代に知り合いました。私たちは東海地方にある大学に、それぞれ夫が富山県から、私は長崎県から進学していましたが、そこの落語研究会というサークルで初めて出会ったのです。
サークルに入ってからスグ行われた歓迎会で、ゆくゆくは夫となるあの人を見た私の第一印象は「何だか大人しそうな人」という漠然としたものでした。しかし、逆に夫はその場で私にどうも一目ぼれをしたらしく、その日から彼のアプローチが始まりました。
結局私と彼は何だかんだで恋人になり、そのまま結婚。私は夫の実家である富山県にお嫁入りしてきたのです。

ちなみに私は比較的温暖で暖かい長崎県の出身なのですが、この富山に来て、まず驚いたのが「冬の寒さ」と「物凄い積雪量」でした。特に寒さの方は夫の実家が古い作りをしていて、隙間風が吹き込み、私はもう正直「実家に帰りたい。寒すぎる」と何度思ったかしれません。
夫にこのことで泣き付くと、「来年は窓を二重にして、断熱性を上げるからそれまで一緒に頑張ろう」と言われたのです。去年一年、彼のこの言葉だけを信じ、私は何とか春まで耐えきりました。
そして今年になり、だんだんと秋の足音が聞こえてきましたが、私は「約束通り、今年こそ2重サッシにしよう!」と、夫に催促をしているのでした。