磨りガラスを曇りガラスに換えた理由をお話します

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住んでいる地域によって、そこに建っている建物は色々と「傾向」が現れてくるものです。これは、そこで暮らす人たちの年代や男女比率、その他、子供の有無などに影響されるほか、その建物が建っている土地のお値段なども影響してきます。
例えば、これは東京臨海地域に多い特徴ですが、このエリアはマンションタイプの集合住宅が多いことで広くしられています。「東京」という土地のグレード、加えて発達した交通網や利便性などが合わさり、結果として非常に土地の値段が高価であることから、マンション型の住宅が多くなっている恰好です。

反対に東京から離れ、地方の都市になるとまた事情は変わってきます。地方は比較的ですが土地の値段は安くなりますし、地域性としてマンションなどの集合住宅よりも、「自分の城」を持てるということで、一戸建てを好む人が多く住んでいる傾向にあります。結果として、地方は一戸建て住宅が多く建てられることが多いのです。
ですが、何でもそうですが例外というものが存在しています。実際、僕の実家である一戸建ての、その目の前に建てられた20階建てマンションもそうでしょう。正直、なぜこんな人口密度の低い地方に、こんなマンションがいるのか理解しかねます。実際、この辺りは周囲に田んぼが多くあり、言ってしまうと「田園の中に唐突にマンションが建っている」状況になってしまっているのです。

僕の家にとって、日当たりの問題などは何とか回避されていますが、それでもこの一戸建てが多い地域に突然建てられたマンションは居心地が悪いものがあります。
母も、「何だか目の前から丸見えみたいで嫌だ」という理由で、自宅リビングのマンションが建っている方向の窓を、磨りガラスから曇りガラスに換えてしまいました。
何事も例外はあるものなのでしょうが、我が家が直面したこの問題は、正直どうとらえてよいものか困ってしまうのです。